ケバヤシ

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みなさんの作品 (20180519)

ハンズ池袋店ワークショップでの皆さんの作品です。お写真OKくださったみなさま、どうもありがとうございました!ハンズでのワークショップは顔見知りのお客様も多くいらっしゃるので元気なお顔を見せていただけるだけで私も嬉しくなります。特にアクセサリー作りのような制作時間の長い講座は作業中のおしゃべりも楽しみのひとつですね。今回の作品はタッセルを作る工程が最大のポイント。極細のチェーンを5cm単位でカットすることから作業開始です。カットしたチェーンを10本まとめて1房のタッセルにしていくので、2房で合計20本のカットが必要です。細かい作業の上にチェーンはふにゃふにゃと動くので、開始直後は「20本もやらなきゃいけないなんて、大変なことを始めてしまった!」なんて仰る方も。笑それでもお喋りしながら手を動かしているうちにだんだん慣れてきて、20本目をカットする頃には見違えるような手際の良さになっていましたね。苦労する部分があったからこそ、作品完成の喜びもひとしおだったのではないでしょうか?今回は私の気まぐれで、ターコイズの他にアメジストやローズクォーツ、淡水パールなどもご用意してみました。お陰でターコイズで制作するつもりで来たのに悩む人が続出でしたが、たくさん悩んだ分それだけ素敵な作品が仕上がったと思います。

考えていることが作品に表れる

作品で嘘を吐くことはできない。私がものづくりにハマっただいぶ初期の頃に体験から学んだことなんですが、手作業でのものづくりというのはとても繊細なしごと。作品ひとつ仕上げるまでに 小さな工程をいくつもいくつも重ねます。その小さな工程ごとに作者の判断と技術力が如実に反映された結果の積み重ねが、作品として立ちあらわれるものです。だから作品を鑑賞するとその人がどんな人なのかがわかります。年齢や音楽の趣味みたいなプロフィールまでわかるわけではありませんが、作品を作る時にどれくらいのエネルギーで向き合っているのかは必ず出ます。よく考えて仕上げたところと手癖で仕上げたところの違い、迷ったところ、失敗したりごまかしたりしたところがどこかなどは手に取るようにわかります。たぶん上手くいったところが調和しているなかで、そうでない部分を鑑賞者は敏感に感じ取っているのだと思います。人間の目というのはとても優秀なんですよね。そして作品制作への知識や、比較対象となる作品を見る経験によって”目が肥え”ていくことで、より鮮明に読み取れるようになっていくのだと思います。そしてそういう作品に表れる作者像というのは、直接知っている人であるととてもよくわかります。パーツ選びの好み、配置のセンス、仕上げの丁寧さ、1つ1つの小さな違いが積み重なって作品になり、そこに作者の個性がにじみ出ます。ワークショップの場では 同じ材料を割り当てられて同じものを作っていくのに1人1人の作品がそれぞれ違うのがよくわかります。もし機会があれば、ぜひそういう個性を意識して観察してみてください。特にものづくりが上達したい人は、小さな違いによって作品の印象がどう変わっているかとか同じような作品の中で、上手く見えるものと下手に見えるものは何が違うのかとか、注意していると観察力が養われて自分のものづくりもレベルアップしていきますよ。

バジルンとパセリン

スーパーの花屋さんから、我が家にお迎えしました。現在 我が家ではアボカドを1つ育てています。サラダにして食べたアボカドから発芽させて、今では木になってきました。少し前までは100円ショップで買ったゴムの木も育てていたのですが、アパートで育てるには大きくなり過ぎてしまい実家に置いてもらっています。細々と植物を育てるのが好きです。ちょいちょい話しかけてみたりしています。子供の頃はサボテンやポトスを枯らしてしまった私も、大人になって植物を育てられるようになってきたようです。子供の頃は水やりのタイミングなども理解できておらず、植物に対して一方的に愛情という名の水を注ぎ…というか押し付けて枯らしていました。今は土の状態や葉っぱの元気さを観察して水やりできるようになりました。私も成長したな なんて。(芽を摘んだり枝を切ったりみたいなレベルのことはまだ上手くできませんが)植物たちは室内で育てていくのですが、自分と違うもの、人間と違う仕組みで生きるものが生活空間に同居しているのって面白いです。日常に観察の機会があるってクリエイター眼を養うのにも良いんじゃないでしょうか。わからんけど。パセリが、新しい葉だとこんなに柔らかいなんて知りませんでした。バジルはとても良い香りがしています。育てて増やして食卓も彩ってもらおうと思います。

ピンチはチャンス

下北沢大学の2日目の朝、悪天候のためイベント中止の連絡が来ました。前日 都内の従兄弟宅に泊めてもらっていた私は連絡を見て最初ショックを受けます。わざわざ交通費をかけて下北沢に通って、出展料も払って、まだ材料もたくさんあるし、今日の売上が0になるってダメージ受けるなー…と ちょっと暗い気持ちになりかけましたが、Twitterに救われます。あ。今日デザフェスやってるじゃん。よし行こう。知り合い作家さんのツイートを見てデザフェスに行くことを思い立ちました。ワークショップ用の巨大な荷物を自宅に送り、ビッグサイトへ急行。送りきれなかった手持ちの荷物をコインロッカーに預け入場ゲートをくぐると、肩掛け鞄ひとつになった身軽さとお祭り感の相乗効果でいっきに楽しい気持ちになりました。そして、何年ぶりかで一般客としてデザインフェスタを楽しむことができました。ほんとうに楽しかった。せっかくできた時間を有意義に使えてよかった、気持ちを切り替えた私えらい!と自分で自分を褒めてあげます。もちろんデザフェスでは最新のハンドメイド界の空気感や流行を観察することも忘れません。クリエイター歴も長くなってくると知り合いも増え、あちこちで知り合いを見つけて情報収集(要は楽しく雑談)したり、什器やディスプレイの工夫を観察したり写真を撮らせてもらったり…今回は久しぶりに時間たっぷりフラフラできたので、普段はゆっくり歩かないエリアも覗いたり呼び止められたら立ち止まって話を聞いてみたりしました。好きなことしかない会場なので、歩きまくっても全然疲れを感じなかったのですが、さすがに今日はよく歩いていました。